木部キシラデコール塗装の施工事例~三重県津市(河芸)

三重県津市の住宅屋外木部のキシラデコール塗装の施工事例です。

今回の依頼は、シロアリ駆除業者さんからの塗装工事の依頼です。戸建て住宅の基礎木部を白アリ駆除消毒し、その後、木部の白木洗い(漂白)までを白アリ駆除業者さんが行い、キシラデコールの塗装のみ当店側で施工してほしいとの依頼です。施工範囲は小面積で、シロアリ駆除消毒後の基礎木部と、シロアリ対策は行っていない離れ土蔵(どぞう)の木製鎧壁外壁です。

住宅基礎木部、土蔵(どぞう)外壁・キシラデコール塗装

🏠施工前

キシラデコール塗り替え工事施工前の住宅の状況

🏠施工後

キシラデコール塗り替え工事後の住宅の状況

施工データ

塗料メーカー 大阪ガスケミカル(株)
使用塗料 キシラデコール
塗料名称 屋外木部用保護塗料
期待耐用年数 4~5年
施工箇所 基礎木部、外壁(木製鎧張り)
色調 #115(スプルース)
施工価格 8万円(税込み)
類似物件参考価格 7~9万円(税込み)

施工前の状況

土蔵外壁の劣化状況

土蔵外壁の色あせ状況

土蔵の外壁は木製鎧壁ですが、雨風と紫外線の影響を受けやすい片面の色あせが目立ちます。若干の黒ずみはありますが、木材自体の痩せや割れは見られません。
この先の劣化を考慮し今回の塗装工事と合わせてのご依頼です。

 

住居基礎木部の劣化状況

住居玄関周辺木部の劣化状況

玄関周辺は白木洗いの施工で漂白されていますが、地面に近い基礎、巾木の割れと痩せが見受けられます。白アリ被害によるものだと思われますが、キシラデコールは防虫防腐効果が高いので今回の塗装でこれ以上の被害は抑制できます。

 


施工中の状況

今回の施工現場は平屋住居と中二階の土蔵なので、仮設足場の設置は行っていません。脚立の使用だけで施工できました。

キシラデコールは浸透性塗料なので、表面塗膜の形成はありません。高圧洗浄で旧塗膜を除去する工程はありませんので、下地処理はサンドペーパー研磨、ごみ、ホコリの除去清掃を行っています。

下地調整

キシラデコール塗装前のペーパー処理施工中

キシラデコールを塗装する前に木材表面の毛羽立ちを落とすためのサンドペーパー処理を行います。
木材表面の質感を確認するためにペーパー作業は素手で行います。

 

キシラデコール塗装前のペーパー処理施工後

ペーパー処理後に表面を清掃します。下地処理が終わったら、地面を汚さないようにビニール養生を行いキシラデコールを塗装していきます。

 


キシラデコールの塗装(住居基礎木部)

住居基礎のキシラデコール下塗り施工中

住居基礎木部の下塗り塗装中です。
通気口と巾木の隙間は細い溝構造になっているので、小さな目地刷毛を使って塗装していきます。

 

住居基礎のキシラデコール下塗り施工中

漆喰部分や養生際などを先行塗りしてから、中央部分を塗装していきます。キシラデコールは粘度が低い塗料なので、垂れ、にじみに注意しながら塗装します。

 


キシラデコール塗装前と下塗り塗装後の比較

キシラデコールの塗装前と下塗り塗装後の比較です。
キシラデコールは希釈せずに塗装しますが、浸透性塗料なので木目が消えることはありません。(色調により着色が異なります)

 

キシラデコール下塗り塗装施工後

下塗り塗装が終了した様子です。
キシラデコールの塗り重ね可能時間は12時間以上ですので、上塗りは後日行います。


キシラデコール上塗り塗装施工中

キシラデコールの上塗り塗装中の様子です。
重ね塗りするので色が濃くなりますが木目が消えることはありません。木目を生かしながら、重ね塗りで耐候性を向上させることができます。

 

キシラデコール上塗り塗装施工後

上塗り塗装が終了した様子です。
今回は基礎部分のみの塗装なので、柱や軒天の白木色と違和感が出ない薄めの色調を選択しています。

 


キシラデコールの塗装(土蔵外壁))

土蔵外壁のキシラデコール下塗り施工中

土蔵外壁の下塗り塗装中の様子です。
鎧板の外壁は仕切りが多い形状なので、比較的小さい刷毛で全面を塗装します。

土蔵外壁のキシラデコール塗装前と塗装後の比較

下塗りである程度着色されますが、木材の木目は消えていません。外壁下部の漆喰や屋根瓦に塗料がしみこみやすいので、マスキングとビニールで入念に養生しておきます。

 


土蔵外壁のキシラデコール下塗り塗装施工中

浸透性塗料の特徴として、塗り重ねの色ムラが出やすいので、1マスづつスペースを区切りながら塗装していきます。
垂れやすく塗りムラが出やすいうえに、瓦の上での作業なので慌てず丁寧に作業を進めていきます。

 

土蔵外壁にキシラデコール下塗り塗装施工後

土蔵外壁の下塗り塗装後の様子です。
塗装前と比較すると木目の濃淡が際立って見えます。濃い目の色調で塗装すると木目の濃い部分に色が揃うので、これほどはっきりと木目は残りません。


土蔵外壁のキシラデコール上塗り塗装施工中

下塗り塗装の後日、上塗り塗装を行っている様子です。
下塗りがある程度浸透しているので、塗装直後は下塗りほど急速に吸い込みません。塗り垂れに注意しながら塗装していきます。

 

土蔵外壁のキシラデコール上塗り塗装施工中

木材の状態にもよりますが、こちらの外壁では1時間以内に吸い込みが落ち着きました。
下地の状態が良好なら2回塗りで完成します。

 


キシラデコールの標準施工仕様は2~3回塗り仕上げです。
今回は下地の状態が良好なので2回塗りで仕上げましたが、未塗装の木材や長期間塗装せず放置している状態では塗装回数の条件が異なります。
キシラデコールは浸透性の木材保護塗料ですので、塗膜がつくまで塗り重ねてしまうと逆効果になります。経年による木材の痩せ(動き)に塗膜が追従できずに塗膜の表層が割れてしまいますので、下地の状態をきちんと把握して塗装回数を決めなければなりません。
塗装回数を間違えて重ね塗りしすぎると、木材下地が塗膜に覆われてしまい塗膜剥離などの不具合が起こります。再塗装の際に旧塗膜をすべて撤去することができず収拾がつかなくなります。
耐用年数を目安に定期的に塗り替えていけば長期間美しい木目と耐久性を維持できる塗料です。

サービス施工

土蔵の破風板,、梁、柱のキシラデコール塗装前

工事期間中に施主様から、土蔵の破風板、梁、柱の老朽が気がかりだとご相談がありました。
こちらは、追加工事で対応するほどの作業量ではないと思いサービス施工とさせていただきました。

 

土蔵の破風板,、梁、柱のキシラデコール塗装後

こちらの色調は外壁より濃い目のチーク色です。木材の劣化が激しく外壁と同色ではきれいに着色できないので、当店在庫のキシラデコールで塗装しました。


施工完了

三重県津市の住宅木部キシラデコール塗装施工完了
三重県津市の土蔵外壁キシラデコール塗装施工完了

三重県津市の住宅基礎木部と土蔵(どぞう)外壁のキシラデコール塗装の施工事例を紹介しました。キシラデコールは防虫防腐効果と防カビ効果で定番ブランドの木材保護塗料ですが、発生している白アリの駆除効果は期待できません。

今回の工事は、シロアリ駆除消毒の業者さんから引き続きの塗装工事依頼でしたので、施工期間を開けずにシロアリ対策ができたことはベストタイミングだと思います。

木材を多く使用している家屋では、シロアリ対策と並行した防虫防腐塗装が資産価値の向上に役立ちます。

キシラデコール~製品情報

製品情報(WEBカタログ)をご覧になる場合は、画像下のリンクボタンからご覧ください。

キシラデコール

屋外木部の塗装に使用。

キシラデコールのカタログ