津市で施工した店舗及び大型倉庫の内外部外壁塗装工事の施工事例です。
新規に車両関係の会社を起業するための空き物件の外装塗装工事となります。
既存色はアイボリー及びライトグレーと明るめの配色ですが、オーナーのご意向で艶消しブラックにイメージチェンジです。
外壁塗装の仕上げには、コスパに優れるラジカル制御型シリコン塗料を使用しています。
ページ下部では、今回の工事で使用した塗料の製品情報をまとめてあります。事例と併せて参考にしてください。
店舗及び倉庫|外壁塗装ラジカル制御型シリコン塗装
施工前
塗装面の色あせが全体的に目立ちます。倉庫は北面外壁と内部事務所のボード壁、店舗は外壁全面の塗装工事です。
施工後
倉庫、店舗共に艶消しブラックで統一することで、全体に引き締まったデザインに生まれ変わりました。
施工データ
| 塗料メーカー |
エスケー化研(株) |
|---|---|
| 使用塗料 | |
| 塗料名称 | 超耐候形水性ハイブリッドシリコン樹脂塗料 |
| 期待耐用年数 | 14~16年 |
| 施工箇所 | 外壁、付帯部 |
| 色調 | 外壁、付帯部:艶消しブラック |
| 施工メモ | 鉄部ケレン、シーリング補修サービス施工! |
施工前の状況
外壁の状況
外壁の既存塗膜は、チョーキング現象(塗膜粉化)が顕著な状態で、塗膜劣化の進行が著しい状態です。
フック金具の状況
外壁のフック金具は、錆の進行が著しいので錆落とし(ケレン)後、さび止め塗料を先行塗りします。
外壁の状況
ALC外壁の既存塗膜は、色あせが目立ちますがチョーキング現象(塗膜粉化)は発生していない状態です。
外壁の状況
倉庫内部につながっている店舗のボード外壁も、色あせのみでチョーキング現象など著しい劣化は見られません。
鉄部の状況
錆の進行が著しい倉庫入口のシャッター枠及びひさしの鉄骨は、さび止め塗料で下塗り塗装を行います。
シーリングの状況
窓枠の既存シーリングが部分的に劣化しています。こちらはサービス施工で補修作業を行います。
施工中の状況
足場工事
工事初日は作業用仮設足場を設置します。住宅より若干工事面積は多いですが、1日間で設置作業が終了しました。
足場設置後、塗料や高圧洗浄水の周囲への飛散を防止するためのメッシュシートを張り巡らせて作業終了です。
高圧洗浄
塗装前の外壁高圧洗浄の様子です。コケ、水垢などの汚染や劣化塗膜をきれいに除去する工程です。
劣化の著しいひさし部の塗膜など、高圧洗浄で剥離除去できる劣化塗膜はすべて洗い流しておきます。
チョーキングの著しい範囲は、画像のように洗浄水に劣化塗膜の色が混じる程度まで洗浄する必要があります。
高圧洗浄機はエンジン式の高水圧タイプを使用します。作業中の騒音については事前の近隣挨拶で丁寧に説明します。
下地処理
スレート外壁のフック金具は、さび止め塗装前にマジックロン(研磨たわし)で錆びを落としておきます。
金具の錆びは研磨で完全になくすことは不可能ですが、表面の錆びを落とすことで塗料の付着性が向上します。
倉庫入り口シャッター枠(鉄骨)の、劣化塗膜が剥離しています。金ベラを使って除去後ペーパー処理を行います。
剥離塗膜を除去した範囲は、マジックロンで研磨しておきます。塗装前の下地処理には手間を惜しみません。
未塗装の塩化ビニル樹脂などは、目粗しのためのペーパー処理を行っておくことで塗料の付着性が向上します。
サッシ周辺の木製枠など、既存シーリングが劣化している範囲は打ち替え補修を行います。
養生工事
高圧洗浄、下地処理の後は、サッシなど非塗装部を汚さないためのビニール養生を行います。
倉庫内部の店舗外壁も同時に施工するので、出入りに使用しない扉などもすべて養生しておきます。
さび止め塗装
スレート外壁は、シーラーという下塗りを行いますが、フック金具はさび止め塗装を先行塗りしておきます。
フック金具のさび止め塗装は速乾性塗料で施工しますが、外壁下塗りは同日は行わず翌日以降に施工します。
倉庫のひさしの鉄骨に、さび止め塗装を行っています。刷毛を使ってくぼみの奥まで丁寧に塗装していきます。
倉庫シャッター枠の鉄骨に錆止めを塗装しています。細い鉄骨などは刷毛を使って全面を塗装していきます。
さび止め塗装が終了しました。外壁下塗りは錆止め塗装済みのフック金具の上にも重ねて塗装していきます。
倉庫外部の配電盤は錆の発生はありませんが、さび止めを塗装しておくことで美観と耐久が向上します。
外壁塗装(下塗り)
下塗りはカチオンシーラーのクリヤータイプです。段差などローラーで塗装しにくい部分を刷毛で先行塗りします。
外壁と屋根の隙間などは、通常より細い刷毛を使って奥まで丁寧に塗装していきます。
刷毛の先行塗りがある程度終わったら、広い外壁面はローラーを使って塗装していきます。
さび止め塗装済みのフック金具も、外壁と同じように下塗り塗料を塗布していきます。
ALC外壁もスレートと同じ仕様なので、刷毛の先行塗りから施工していきます。
刷毛の先行塗りがある程度終わったら、ローラーで広い外壁面を塗装していきます。
外壁塗装(中塗り)
下塗り塗装の翌日に中塗り塗装を行います。ローラーで塗りにくい部分を刷毛で先行塗りしていきます。
外壁と屋根の隙間はかなり狭いので、細い目地刷毛を使ってできる限り奥まで塗装していきます。
スレート外壁のフック金具は、ローラーで塗り残しが出ないように刷毛で先行塗りしておきます。
隅部など刷毛の先行塗りがある程度終わったら、広い外壁面はローラーで塗装していきます。
ALC外壁も、ローラーで塗りにくい部分は刷毛を使って先行塗りしておきます。
広い面はローラーで塗装します。塗装中は艶がありますが、乾燥硬化すると仕様通り艶消しになります。
外壁塗装(上塗り)
上塗り塗装は、中塗りと同じ塗料を重ね塗りして仕上げます。隅部など刷毛で先行塗りしておきます。
外壁と屋根の狭い隙間も、細い刷毛を使って丁寧に3回塗りで仕上げていきます。
外壁のフック金具は、さび止め、中塗り、上塗りの全工程すべて刷毛の先行塗りを行っていきます。
刷毛の先行塗りがある程度進んだら、広い面はローラー塗装で上塗りを仕上げていきます。
ALC外壁もローラー塗装しにくい部分の刷毛の先行塗りから進めていきます。
広い面はローラー塗装です。使用塗料は、コスパに優れるラジカル制御型のエスケープレミアムシリコンです。
付帯部塗装
付帯部の鉄骨は油性タイプのセラミック系塗料で仕上げます。刷毛で狭い部分を先行塗りしていきます。
細物鉄骨は刷毛で全面塗装することもありますが、今回は、幅の狭いミニローラーを使って塗装しています。
中塗り塗装の翌日に上塗りを行います。中塗りと同じ塗料を重ね塗りして仕上げていきます。
今回の現場は、外壁、付帯部ともにすべて艶消し仕様です。塗料が乾くと艶は完全に消えます。
配電盤の際は、ローラーで塗装すると壁をこすってしまうので、刷毛で見切りを取って塗装していきます。
刷毛塗装の後、ローラーで塗装していきます。ミニローラーも使いますが、刷毛塗装でも問題ありません。
中塗り塗装の翌日以降に上塗り塗装を行います。中塗りと同じ塗料で重ね塗りして仕上げます。
外壁はすべて水性塗料で、付帯部は油性塗料ですが、色調はすべて艶消しブラックで統一しています。
足場解体
塗装完了後、仕上げ確認の自主点検を行います。足場解体はオーナーに解体許可をいただいてから手配します。
今回の物件は、戸建て住宅の塗装より面積が広い現場ですが、足場解体は1日間で終了しました。
施工完了
製品情報
今回の工事で使用した塗料の種類をまとめてあります。
ラジカル制御型塗料(水性)
外壁の仕上げ塗りに使用
セラミック系塗料(油性)
付帯部の仕上げ塗りに使用
下塗り塗料(水性)
外壁の下塗りに使用
さび止め塗料
鉄部の下塗りに使用
シーリング材
ひび割れの補修に使用
その他の事例
