外壁塗装の施工事例~三重県津市(久居)

三重県津市の、戸建て住宅の外壁・付帯部塗装の施工事例を掲載しています。

建物の形状は既設母屋と増築住居という形状です。増築住居は近年施工ですので、今回は、既設母屋二階建て住居の塗り替え工事です。

ベランダ外周の外壁ボードに中程度の破損箇所があり、シーリング工事で補修を行っています。大規模な修繕工事を提案せず、当店側で補修することで施工費を軽減しています。

ページ下部では、今回の工事で使用した塗料の種類と特徴をまとめてありますので参考にしてください。

 

外壁ラジカル塗装・付帯部ラジカル塗装・ベランダ床の簡易防水塗装

🏠施工前

外壁塗装・付帯部塗装 塗り替え工事施工前の状況

外壁・付帯部全体が経年劣化による色あせとチョーキング現象が顕著な状態です。
外壁・付帯部とも高耐久低汚染ラジカル塗料で施工します。

🏠施工後

外壁塗装・付帯部塗装 塗り替え工事施工後の状況

外壁はアイボリー系・付帯部はこげ茶系で塗分けています。色の濃淡がメリハリのあるデザイン性を作り出します。
破損の激しかったベランダ外壁の修復にも成功しています。


施工データ

塗料メーカー エスケー化研(株)
竹林化学工業(株)
使用塗料 エスケープレミアムシリコン(外壁)
タケトップPカラー
(簡易防水)
塗料名称 超耐候形水性ハイブリッドシリコン樹脂塗料
期待耐用年数 14~16年(外壁)
6~7年(簡易防水)
施工箇所 外壁、付帯部
色調 外壁:SR-168・付帯部:15-30B
施工価格 63万円(税込み)
類似物件参考価格 60万円~65万円(税込み)

施工前の状況

ベランダ外壁の破損1

戸建て住宅のベランダ外壁の破損

お問い合わせ時に施主様が最も気になさっていたのが、ベランダ外壁下部の破損です。広い部分の幅が約20センチほどの破損です。
本格的な修繕工事を外注業者に依頼すると高額な費用が発生しますので、当店側でシーリング補修を行います。

ベランダ外壁の破損2

戸建て住宅のベランダ外壁の破損

破損は中央付近のほか、出隅ジョイント部も同様です。
ベランダ内からの水漏れの可能性が高いので、ベランダ床のシーリングと簡易防水も行っていきます。
激しい破損に見えますが、シーリングで補修可能なレベルです。

 


足場工事

外壁塗装用仮設足場設置中

仮設足場の設置は今回施工対象の母屋の範囲です。デザインサイディングの外壁は新設増築部なので、高圧洗浄でホコリの洗浄のみ行います。

 

外壁塗装用仮設足場設置完了

仮設足場の設置が完了しました。
立地の環境にもよりますが、戸建て住宅の足場工事は通常1日間で完了します。

 


施工中の状況

今回の施工予定は、ベランダ外壁部の破損修復工事のほかは、通常の塗り替え工事の標準仕様です。外壁塗装が3回塗り。付帯部塗装が2回塗りの工程で施工していきます。

高圧洗浄

高圧洗浄機

仮設足場設置の翌日に建物全体を高圧洗浄機で水圧洗浄します。エンジン式の高圧洗浄機は高い洗浄力がありますが、施工中は若干の騒音が発生します。

 

戸建て住宅の外壁高圧洗浄施工中

外壁や付帯部の旧塗膜、チョーキング、コケ、水垢などを徹底的に洗浄します。
水圧調整付きなので、洗浄部位に合わせて微調整できます。
塗装対象以外のサッシや基礎部分も洗浄していきます。

 


シーリング工事

戸建て住宅ベランダ外壁シーリング補修施工後

ベランダ外壁下部の破損部にプライマー塗布後シーリング補修しています。見た目は不格好ですが耐久性には何ら問題はありません。
デザイン性を重視する場合は、破損部周辺に板金をかぶせるか、左官工事でモルタル補修することもできますが、外注工事費はかなり高額になります。

 

戸建て住宅ベランダ外壁シーリング補修施工後

シーリングで補修する範囲は破損部の周辺からベランダ幅全体を補修しておきます。脆弱でない部位も併せて補修しておくと将来の耐久性も安心です。
このようなシーリング補修にかかる費用は数千円程度ですので、耐久性を重視する場合はお勧めの施工法です。

 


ベランダ外壁シーリング補修箇所塗装後

ベランダ外壁補修箇所の塗装後の状態です。
シーリング材の粘度では、角を直角に形成できないので不格好ですが、シーリングと塗膜の4層で耐久性に問題はありません。

ベランダ外壁シーリング補修箇所塗装後

こちらの補修箇所は、ある程度見栄えが良くなりました。
修復の目的が美観性にある場合は、シーリング補修は選択できないかもしれませんが、耐候性確保には成功しています。


外壁クラックのシーリング工事施工後

シーリング補修部周辺はプライマーの先行塗りで艶が出ますが、外壁塗装の工程では再度全体に下塗り塗装を行います。

 

外壁目地のシーリング工事施工後

外壁は張り合わせ工法なので、既存の目地シーリングはありませんが、隙間が広がっている気配があるので、念のためシーリングを充てんしておきます。

 


戸建て住宅軒天のパテ補修施工中

軒天(天井)ボード材の既存補修に若干ひび割れが見られるので、新設時と同じ工法でパテ材で補修しておきます。

 

戸建て住宅軒天のパテ補修施工後

天井張り付け時の、タッカー(ホッチキス系)固定の跡がありますが無理に打ち込むと敗れてしまうので、現状の上から補修します。

 


塗装工事の際、シーリング材の種類には注意が必要です。
ノンブリード(NB)タイプでないシーリング材を使用すると施工後早い時期では、1~2年後に”ブリード”という現象で塗膜表面が汚染されてしまいます。ノンブリードシーリングは、製品ラベルに「ノンブリード」または「NBタイプ」と記載されています。
詳しくは以下のリンクから。

ノンブリードシーリング

外壁塗装(下塗り)

戸建て住宅外壁の下塗り塗装施工中

非塗装部の養生が終わったら下塗り塗装を行っていきます。
サッシなど部材周辺の隅部は刷毛を使って塗装していきます。
今回使用する下塗りは、クリヤータイプの”シーラー”という下塗り材です。

 

戸建て住宅外壁の下塗り塗装施工中

刷毛の先行塗りが終わったら広い面はローラーを使って塗装していきます。
”シーラー”は外壁下地の吸い込み防止と塗料の密着性を高める効果があります。

 


外壁塗装(中塗り)

戸建て住宅外壁の中塗り塗装施工中

下塗りが完全に乾いたら中塗り塗装を行います。
下塗り塗料は速乾性ですが、乾きムラによる不具合を考慮して、中塗り塗装は後日に行います。

 

戸建て住宅外壁の中塗り塗装施工中

刷毛の先行塗りのあと広い面をローラーで塗装していきます。
使用している塗料は高耐久ラジカル塗料です。近年主流の塗料で費用対効果抜群の塗料です。

 


外壁塗装(上塗り)

戸建て住宅外壁の上塗り塗装施工中

中塗り塗料と上塗り塗料は同じ製品を重ね塗りして塗膜の厚みを確保します。
中塗り同様に、上塗り塗装も中塗り塗装の後日に行います。

 

戸建て住宅外壁の上塗り塗装施工中

刷毛の先行塗りが終わったら、広い面はローラー使って塗装していきます。
ローラーがすり減っていくと塗料の含みが悪くなるので1工程ずつ交換します。

 


外壁の刷毛塗り塗装施工中

中塗りと上塗りは全く同じ種類同じ色の塗料で塗装しますが、画像の様に塗装中は色が薄い状態で、乾燥すると本来の色調になります。色の違いは明確なので塗残しが起こることはありません。

 

外壁のローラー塗装施工後

ローラー塗装の途中経過で撮影しましたが、薄く映っているのが上塗り直後の塗装面で、濃く映っているのが中塗り塗装が乾燥している状態です。乾燥すると同じ色に揃います。

 


付帯部の塗装

戸建て住宅付帯部の下塗り補修施工中

付帯部の塗装は2回塗りの仕様ですが、施工中に傷んでいる箇所があれば積極的に補修塗りを行います。
新設施工時の釘やビスが錆びているので、下塗りにはさび止め塗料を塗布しておきます。

 

戸建て住宅付帯部の下塗り補修施工後

下塗り補修と合わせて、凹みなどが目立つ箇所はパテ材の補修も行います。ちょっとした気配りが仕上がりに反映するので手間は惜しみません。もちろん追加費用は掛かりません。

 


外壁幕板の中塗り塗装施工中

外壁部の幕板(帯)は外壁と同じ素材です。際の部分に見切りのラインを付けるため刷毛を使って丁寧に塗り分けます。

 

外壁幕板の上塗り塗装施工中

刷毛の先行塗りが終わったらローラーを使って塗装していきます。外壁仕上がり後の塗装なので慌てず丁寧に施工します。

 


雨樋の下塗り塗装施工中

雨樋の下塗り塗装施工中です。
雨樋は耐久性の高い塩ビ製品なので、2回塗りで十分な耐久性を維持できます。

 

雨樋の上塗り塗装施工後

雨樋の上塗りが完了した様子です。
2回の塗装で吸い込みもなくなり、美しい艶に仕上がります。

 


金属製戸箱の下塗り塗装施工中

金属製戸箱の下塗り塗装中です。隅部は刷毛を使って塗装していきます。縁のアルミ枠を汚さないようにマスキングテープで養生しておきます。

 

金属製戸箱の下塗り塗装施工中

刷毛の先行塗りが終わったらローラーで広い面を塗装します。段差が緩やかなのでローラーで塗装できますが、段差が深い場合、吹き付け塗装で仕上げることもあります。

 


金属製戸箱の上塗り塗装施工中

上塗り塗装も刷毛で隅部を先行塗りしていきます。速乾性の塗料ですが中塗りと上塗りは別日に施工します。

 

金属製戸箱の上塗り塗装施工中

刷毛の先行塗りが終わったらローラーで上塗りを仕上げていきます。上塗り塗装後に速やかにマスキングテープは撤去します。

 


戸建て住宅2階の水切り板金上塗り完了

屋根と外壁の接続部の水切り板金の上塗り塗装後です。細物は全面刷毛で塗装しました。

 

戸建て住宅小庇の上塗り塗装施工完了

小庇上部の板金は刷毛とローラーを使って塗装しました。

 


戸建て住宅換気フードの上塗り塗装完了

換気フードの上塗り完了後です。日頃気にならないような部材かもしれませんが、色分けをするとデザイン性が向上します。

 

付帯部類の上塗り塗装完了

付帯部は濃い茶色の色調でそろえて仕上げました。外壁と付帯部の色に濃淡のメリハリをつけると引き締まったデザインに仕上がります。

 


ベランダ床の簡易防水塗装

ベランダ床の簡易防水下塗り塗装施工中

ベランダ床のシーリングは外壁補修と並行して行いますが、簡易防水の塗装は付帯部塗装の後半で行います。既存状態は良好なので標準仕様の2回塗りで施工します。

 

ベランダ床の簡易防水下塗り塗装施工中

隅部を刷毛で先行塗りしたら、広い面はローラーを使って塗装していきます。使用している塗料は新設時にFRP防水の保護に塗布する水性保護材です。

 


ベランダ床のエアコン室外機周辺の簡易防水塗装施工中

ベランダ床のエアコン室外機周辺は、タイミングよく室外機をづらしながら塗装しておきます。

 

ベランダ床のエアコン室外機周辺の簡易防水塗装施工中

室外機の土台接地面は、エアコンホースがカバー固定されていなければ、塗装スペースを確保する範囲は移動できます。カバーがある場合は、一時的にカバーを外して移動します。

 


ベランダ床の簡易防水塗装上塗り施工中

ベランダ床の簡易防水上塗り施工中です。下塗り塗装の翌日に上塗り塗装を行います。

 

ベランダ床の簡易防水塗装上塗り完了

ベランダ簡易防水塗装が完了した様子です。床の仕上げは塗装工程の中で最終段階です。

 


サービス施工

住宅入り口縞板敷き鉄板さび止め塗装施工中

工事期間中に施主様から、住宅入り口渡橋の縞板敷き鉄板裏面の錆止め塗装の依頼がありました。施工範囲が広くないのでこちらはサービス施工で対応させていただきました。

 

住宅入り口縞板敷き鉄板さび止め塗装施工後

サービス施工ですが、塗装前のケレン清掃を丁寧に行った後、耐久性の高いエポキシ樹脂の錆止め塗装を施工しました。
既存塗料はある程度機能していますが、小川に入ってのDIY作業は大変ですのでお役に立てたと思います。

 


施工完了

ご依頼いただきました、塗り替え工事がすべて完了しました。
施主様のご都合の良い日時に仕上がりを確認していただき足場解体の許可をいただきます。
塗装工事がすべてが完了したからといって当店側の都合で足場解体へ進めることは決してございません。
施主様のご納得がいただけ次第、足場業者に解体工事を依頼する流れです。

 

戸建て住宅外装塗り替え工事足場解体工事施工中
戸建て住宅外装塗り替え工事足場解体工事施工中

三重県津市内外壁塗装施工完了東面の様子
三重県津市内外壁塗装施工完了西面の様子

三重県津市内外壁塗装施工完了南面の様子
三重県津市内外壁塗装施工完了北面の様子

今回の物件は、複数の相見積もり業者の中から当店をお選びいただきました。
直営自社施工を前面に出している当店のホームページをご覧になられた施主様が、大手業者と費用を比較してご依頼いただいた結果となります。
ネームバリューでは大手業者に及びませんが、感謝の気持ちで丁寧な施工に努めています。
費用面では大手業者ほどの会社運営費が掛からないので、適正な価格で高品質施工をご提供いたします。

今回使用した下地補修材・塗料一覧~製品情報

今回の工事で使用した下地補修材と塗料の種類をまとめてあります。

製品情報(WEBカタログ)をご覧になる場合は、画像下のリンクボタンからご覧ください。

ラジカル塗料(水性)

外壁の仕上げ塗りに使用。

エスケープレミアムシリコン

ラジカル塗料(油性)

付帯部の仕上げ塗りに使用。

下塗り塗料

外壁の下塗りに使用。

ミラクシーラーエコのカタログ

簡易防水塗料

ベランダ床の上塗りに使用。

シーリング材

破損部、クラック補修に使用。

ノンブリードシーリング