三重県津市の戸建て住宅外壁ラジカル塗装及び付帯部シリコン塗装とシーリング打ち替え工事の施工事例を掲載しています。
ページ下部では、今回使用した塗料の製品情報をまとめてあります。事例と併せて参考にしてください。
戸建て住宅|外壁ラジカル塗装・付帯部シリコン塗装・シーリング打ち替え
施工前
外壁の水垢汚染とチョーキング現象、シーリング部の劣化が顕著な状態です。シーリング打ち替え工事を先に施工し、外壁・付帯部塗装を行いました。
施工後
外壁には水性ラジカル塗料を使用しています。 軒天には防カビ塗料、鉄部には2液硬化型の油性シリコン塗料を使用し全体の耐久バランスを整えています。
施工データ
塗料メーカー | エスケー化研(株) |
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使用塗料 | |
塗料名称 | 超耐候形水性ハイブリッドシリコン樹脂塗料 |
期待耐用年数 | 14~16年 |
施工箇所 | 外壁、軒天、破風板、雨樋、鉄部 他 |
色調 | 外壁:SR-167 鉄部:SR-403 |
施工メモ | クラック補修サービス施工! |
施工前の状況
塗膜劣化の顕著な例がチョーキング現象です。外壁をこすると指や手のひらにチョークのような粉が付きます。
外壁材の溝にカビが発生していますが、高圧洗浄を行うことでこのような汚染は簡単に除去することができます。
施工中の状況
足場工事
施工日初日は作業用仮設足場の設置を行います。2階戸建て住宅の場合、1日間で足場工事は終了します。
高圧洗浄
高水圧タイプの高圧洗浄機を使用して、チョーキング・カビ・水垢などの汚染を丁寧に洗浄していきます。
シーリング工事
外壁目地のシーリングが劣化している場合は、塗装する前にすべて撤去し新規に打ち替えを行います。
マスキングで養生を行い密着を高めるためのプライマーを下塗りしていきます。
プライマー乾燥後ノンブリードシーリングを充填し、速やかにヘラで均して仕上げます。
シーリングのブリード現象
ノンブリードでない通常のシーリングに塗装すると、画像のようなブリード汚染が発生します。
ノンブリードタイプのシーリング材には、必ず「NB」や「ノンブリード」と記載されています。
外壁塗装
外壁材の吸い込み防止と、仕上げ塗料の付着性を向上させるためのプライマーを下塗りします。
中塗り塗装は上塗り用と同じ塗料を使用します。下塗り乾燥後の塗装ですが通常は下塗りの翌日に行います。
上塗り塗装も中塗り同様に、中塗り塗装の翌日に行います。3工程を別日に行うことで3層の塗膜が完成します。
付帯部塗装
雨風や紫外線の影響を受けにくい軒天部分は、劣化が軽度なら2回塗りで施工します。
破風板部分は外壁と同じく劣化しやすい環境なので、下塗りを含め3回塗りで施工します。
南面に位置することが多いバルコニー周辺も、外壁と同じく3回塗りで施工します。
シャッターボックスは下塗りに錆止め塗装を行い、外壁と色調を変えて塗装しています。
水切りも金属製なので下塗りに錆止めを塗装し、シャッターボックスと色を揃えて塗装しています。
雨樋は耐久性の高い塩ビ製品ですので、仕上げ塗料を2回塗りで施工する場合が通常です。
施工完了
塗装完成後に施主様に仕上がりをご確認いただき、足場解体の許可をいただいたのちに足場を撤去します。
今回の施工仕様は、外壁に水性ラジカル塗料と付帯部に油性シリコン塗料の高耐久プランです。
製品情報
今回の工事で使用した塗料の種類をまとめてあります。
シーリング材
目地の打ち替えに使用

下塗り塗料
外壁の下塗りに使用

ラジカル塗料
外壁の仕上げ塗りに使用

シリコン塗料
付帯部の仕上げ塗りに使用
